毎年夏になると過去最高気温を記録しているので、地球温暖化は紛れもない事実であると言えるでしょう。
しかし、中には「地球温暖化は、ある人たちが金儲けのために作られた嘘である。(ビジネスのために使われている)」という主張をする人たちも多くいます。
例えば、アメリカのトランプ大統領、それから日本ではテレビに良く出演している中部大学の武田邦彦教授など…
そして、「地球温暖化は嘘である」という主張をよく調べてみると、地球温暖化とは逆の地球寒冷化が進んでいるという見解も…
まずは、「地球温暖化が嘘」という人たちの主張を見ていきましょう。
地球温暖化が嘘であるという10の主張
「地球温暖化はウソである」という主張が世界的に広まったのは、元アメリカのアル・ゴア元副大統領が2006年に発表した「不都合な真実」の後です。
2007年にはクライメイトゲート事件という「地球温暖化問題は人為的に作られたウソの問題である」というニュースが取り上げられたり、『地球温暖化詐欺(Great Grobal Worming Swindle)』というドキュメンタリー映画が話題になりました。
そのころに日本でも、人気テレビ番組に多く出演する武田邦彦教授が2008年に「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」を発表したことを皮切りに、国内でも「地球温暖化は嘘らしい…」という疑念が広がるようになりました。
そして、アメリカの代表に選ばれたドナルド・トランプ大統領も、地球温暖化は嘘であると主張する1人です。
『地球温暖化は、政治と金儲けのために使われている』
これから紹介する『クライメイトゲート事件』や『地球温暖化詐欺』などで叫ばれているのが、
「地球温暖化問題は、ある特定の団体がビジネスで金儲けするために人為的にでっち上げられた嘘である」
という主張です。
ドナルド・トランプ大統領は地球温暖化問題については、以下のように述べています。
The concept of global warming was created by and for the Chinese in order to make U.S. manufacturing non-competitive.
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) November 6, 2012
地球温暖化の概念は、中国の手工業がアメリカよりも有利になるようにと、中国人のために作らてたものだ。
そして、
In the beautiful Midwest, windchill temperatures are reaching minus 60 degrees, the coldest ever recorded. In coming days, expected to get even colder. People can’t last outside even for minutes. What the hell is going on with Global Waming? Please come back fast, we need you!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2019年1月29日
この美しいミッドウェストでは、ー60℃になり、最低気温を更新した。
今後、もっと寒くなることが予測されている。
寒すぎて数分も外に出ていられなくなるだろう。
地球温暖化問題はどこに行ったんだ?はやく戻ってきて、温めてくれ!
というツイートをしています。
この言動の背景には、トランプ政権の目標として、石炭産業や大量の排気ガスを出すアメリカ車の復活があるからです。
ちなみに、これらの産業の労働者がトランプ大統領の支持者層です。
こう考えると、地球温暖化が嘘であるという主張をする人もまた、利権を守るために「地球温暖化は嘘である」と懐疑的な姿勢を見せていることもわかります。
地球温暖化が嘘であるという出張には「化石燃料VSクリーンエネルギー(再生可能エネルギー)」という構造があることもわかりますね。
省エネよりも再エネ!?最新再生可能エネルギー6種類「メリット・デメリットの理解も大切?」>
先ほど紹介した中京大学の武田邦彦教授も、
「化石燃料に頼らないといけない発展途上国の経済発展を抑制するため」
「環境団体や原子力推進団体が『地球温暖化』を人為的原因を支持している」
という主張をしており、政治やカネが関係していると言っています。
知ると怖い…なぜ、地球温暖化が改善すると貧困率が上昇するのか?>
クライメイトゲート事件
2009年にイギリスのイースト・アングリア大学の研究ユニットのデータやメール内容がハッキングされ、地球温暖化懐疑者たちが「地球温暖化に関するデータなどが意図的に操作・隠蔽されている」として話題になったニュースです。
このことで、IPCC【Intergovernmental Panel on Climate Change(気候変動に関する政府間パネル) 】という世界で最も信頼されているデータを扱う機関も巻き込むスキャンダルとなりました。
しかし、公的機関による審査が終わってみれば、「疑惑の不正事実は何もなかった」として疑惑の余地はないという結論に至っています。
プーチン大統領「マンモスの絶滅は1万年前から始まっている。人間の活動は関係ない。」
あまり知られていませんが、ロシアはアメリカについで世界2位の石油の生産量を誇る国です。(サウジアラビアは3位)
そしてロシアは中国に石油を輸出することで、経済成長を遂げてきました。
出典:global note
こうした背景からもプーチン大統領が「地球温暖化は人為的問題が原因ではない」という主張を一貫させています。
世界中で過去最低記録を更新しているから
↑南極で世界最低気温が更新された時のニュース。(2013)
世界中で過去最高気温が更新されている中で、過去最低気温の記録も更新されている事実があります。
ナショナルジオグラフィックでは、「南極では35年ぶりに最低気温を更新し-97.8℃を下回った(それまでの最低気温は1983年の-89.2℃)」という記事も掲載されています。
アメリカでも2019年1月30日には、
イリノイ州シカゴでマイナス30℃(過去最低気温更新)
イリノイ州ロックフォードでマイナス34℃(過去最低気温更新)
日本でも2018年1月26日に埼玉県さいたま市でマイナス9.8(過去最低気温更新)、2019年2月9日に北海道の千歳市などの10地点で観測史上最低気温を更新しています。
このように地球温暖化とは逆に、冬の寒さが厳しくなっている地域もあるのです。
先ほど紹介したトランプ大統領もそうですが、多くの地球温暖化懐疑者は、この最低気温記録更新を根拠に「地球は寒冷化している」という主張をしています。
『南極の氷は増加している』NASAも地球温暖化を否定!?
2015年にNASAの気象学者チームによって「南極の氷は毎年およそ1000億トンずつ増えている」という発表がされました。
この発表は、地球温暖化懐疑論を後押しし、また逆に多くの学者から、
「この研究には重大な問題があり、この結果にたどりついたことは不幸なこと」
「非常に難しい測定法であり、私なら相当疑って(調査に)かかります」
という意見も出ています。
ちなみに、この発表では、南極の氷が増えているという報告がされつつも、地球温暖化を否定する文言はないということです。
詳しくは以下のナショナルグラフィックの記事で読むことができます。
「南極大陸の氷が増えている」は本当か | ナショナルジオグラフィック日本版サイト >
地球温暖化のデータは改ざんされて作られたものだから
クライメイトゲート事件に記載されていたメールの内容には
「データについては1961年移行、気温が低下傾向を示すところは隠すことにした」
という内容が話題になり、データが地球温暖化を立証させるために改ざん、操作されているという噂が広まりました。
「温暖化は地球が小氷河期から温暖期に入っていることが主な原因だから」
「地球は、氷河期と温暖期を繰り返しており、現在は少氷河期から温暖期に向かっている途中なので、気温が上昇している」
↑地球は2〜10万年スパンで温暖化と寒冷化を繰り返しています。
西暦1000年ごろは『中世の温暖期』とよばれ、ヨーロッパ北部の氷が溶けて、その地域に住むバイキングが溶けた海を渡りより北へと領土を広げたとされています。
他にも、このころイギリスも温暖な気候により大規模なぶどう園が存在したり、日本の屋久島からも年輪をもとに温暖な気候だったことがわかっています。
西暦1500年から1900年にかけては『小氷期』と言われ、比較的涼しい季節が続きました。
2000年〜の現在はその氷河期から温暖期に入る時期だから気温が上昇しているというのが地球温暖化懐疑論の主張です。
ただし、「現在起きている地球温暖化は、今までの温暖期に比べて10倍も早く気温が上昇している」というのが地球環境研究センターの見解です。
太陽の活動が弱くなり、地球に磁場が届きやすくなっているから
太陽活動が活発だと、太陽から発せられている磁場は強力なため、乱れてしまい地球まで届きづらいと言われています。
逆に太陽活動が弱くなると磁場が地球にも届きやすくなるため、影響を受けやすくなります。
↑このことが原因で北極と南極が周期的に反転しているのですが、こうした影響が地球温暖化に影響を与えていると言われています。
地球は400年前から温暖化が始まっているから
『地球油はもう温暖化していない』の著者であり、中央大学名誉教授の深井有教授からは
「周期的に温暖化と寒冷化を繰り返す地球は400年前から温暖化に突入ししていたことが原因で気温が上がっている」
という見解が示されています。
この見解によれば、『地球は2020年にも寒冷期を迎える』ため、今後どんどんん気温は下がっていくだろうとの予測が立てられています。
二酸化炭素(CO2)の増加・減少が必ずしも気温と比例していないから
「二酸化炭素などの温室効果ガスと比例して気温は上昇している」
IPCCの第5次報告書でも「1951〜2010年の間の地表平均温度の上昇のうち、半分以上が温室効果ガスなどの人為的要因である可能えいは極めて高い(95%)」と報告されています。
一方で、近年の二酸化炭素の濃度は400ppmと人類がいままで経験したことないほどに増えています↓
データ元:Australian National University
↑グラフの【TODAY】が示すところを見るとわかるのですが、二酸化炭素の濃度に気温が追いついていないことがわかります。
比例しているなら気温も爆発的に上昇してないといけません。
こうした最近の事実からも地球温暖化は人為的なものよりも自然による気候変動が原因であるという主張を強めています。
ウィキペディアの『地球温暖化懐疑論』
インターネット百科事典であるウィキペディアにも「地球温暖化疑惑論」というタイトルでまとめてあります。
簡単に要約すると
- 地球温暖化は人為的ではなく自然現象だから
- 二酸化炭素よりも水蒸気の影響が大きい
- 太陽系の活動が原因であり、二酸化炭素ではない
- 紫外線や太陽風、宇宙風が気候変動をもたらしているから
- 小氷河期が終えて、温暖期に入っているから
- 地球は実際に寒冷期をむかえているから
- 地球放射エネルギーの95%は吸収され、飽和状態だから
- 枯渇性エネルギーの使用による放熱により温まっているだけだから
ということです。
この8つの主張に対しての反論も記載されているので、詳しく知りたい場合は、ウィキペディアの「温暖化の科学的知見に対する議論・疑問」を合わせて読んでみてください。
キヤノン『CO2を削減しても地球温暖化によるリスクは増えない』
大手電機メーカーのキヤノンの「キヤノングローバル戦略研究所」は、『猛暑・豪雨の地球温暖化との関係のホントとウソ』、という研究結果を発表しました。
その結論は以下のようなもので、「地球温暖化よりも経済が壊滅しないかのほうが心配」という意見を出しています。
〜以下引用〜
CO2排出を全く削減しなくて良い、とは言わない。しかし、バランスが肝心である。地球温暖化によるリスクの増大はそれほど大きく無く、一定のコストで適応可能に思える。従って、経済を壊滅させても構わないからCO2を2050年までに8割削減しようといった極端な意見には、賛成しかねる。
この記事では、地球温暖化に対して
- 人間は3℃気温が上昇しても耐えられる
- むしろ暖かくなると冬も過ごしやすくなっていい
- 気候変動による豪雨が増えても水害はコントロールできている
と、地球温暖化については楽観的な意見を述べています。
ただし、中には
「東京の気温が3℃上がっても鹿児島と同じ気温になるだけ」「シンガポールや香港など暑い国が長寿国となっている」
「人間は400万年かけてさまざまな気候に合わせて適応してきた」
という内容が多く見うけられます。
逆に、すでに地球温暖化による海水温の上昇でサンゴ礁が白化(世界遺産のグレートバリアリーフの95%が白化した)、世界中の氷河・氷山が融解し、深刻な水不足になる地域があることなどには触れられていません。
キヤノンは、環境問題に取り組むとしながらも、グローバル戦略研究所では、原発の再稼働を示唆したり、石炭による発電を推奨いたりと、世界の環境問題への取組とは逆の行動をとっていることがわかります。
IPCCの目標やパリ協定などについても「政治的である」、「ありえない前提をたくさんおいている」と否定的な立場をとっています。
NASAの見解『地球温暖化が進んでいる事実は覆らない』
最後に、NASAの見解が明らかになった、ある出来事について紹介したいと思います。
↑Facebook上で、アメリカのある人気科学教育者のBill Nye(ビル・ナイ)氏が
「映画『Climate Hustle』のマーク・マラノは気温が上昇するかという賭け(2万ドル)を拒否したのは、地球温暖化が事実であることを知っていたからだ」
という投稿をしたからです。
それに、噛みついたのが世界中の地球温暖化懐疑者たちです。
さらにはNASAの公式アカウントも出現し、地球温暖化が事実であるという見解を示しました。
NASAの見解では、
「地球温暖化が気温上昇だけに囚われてはいけません。 海面上昇、氷河の減少、氷山の融解、湖の水温上昇などをみても、『地球温暖化』が進んでいる事実は覆りません。」
「太陽系で温暖化しているのは、唯一地球だけです。他の惑星では、『季節的な変化による気候変動はある』という、いくつかのデータがあることは確かです。しかし、地球を除いて、他の惑星が温暖化しているというデータや根拠は何1つありません。」
としています。
最後にNASAが1880年〜2017年までの地球の平均気温の変化を記録した動画を見てみましょう。
平均気温が2度上昇した部分が赤色、平均気温が2度下がっった地域が紺色で示されています。
平均気温が下がったところもありますが、2度上昇した部分が多いことは一目瞭然ですね。
ちなみに、NASAの温暖化ガス調査の予算は、温暖化懐疑派であるトランプ大統領によって削減されており、地球温暖化の原因の究明に遠のいています。
【2020】「アメリカの推移結果に驚き!」世界の二酸化炭素排出量が多い国ランキングTOP10>
本当は?データで見る地球温暖化の原因9つ 日本がかかえる現状と現在の対策方法 >
【まとめ】『地球温暖化は嘘』を立証することはできない。
「地球温暖化は自然現象による気候変動であり、人間によるものではない」ということは今の段階で言い切ることはできません。
地球が早ければ2021年にも寒冷期に入るという予測があるというのも確かです。
ただし、もしこの時に気温が上がり続けているようであれば、「地球温暖化の主な原因は人間」ということになるでしょう。
歴史をたどると、寒冷期には食物が育たなくなり飢饉が起きたという問題が発生しています。
逆に温暖化が進んだ場合、私たち人間が400万年の歴史で直面したことのない大きな問題を抱えることになります。
非常事態をむかえる前に、私たちにできることを実行することが重要ですね。
シェアやコメントをして、多くの方に協力・参加してもらえると嬉しいです。
「南極大陸の氷が増えている」は本当か | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/110500311/
Long-Term Warming Trend Continued in 2017: NASA, NOAA | NASAhttps://www.nasa.gov/press-release/long-term-warming-trend-continued-in-2017-nasa-noaa
地球温暖化の科学的不確実性 | キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)https://www.canon-igs.org/column/energy/20180423_4978.html
太陽活動と宇宙線,そして気候変動http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/1ry/Kagaku200912.pdf太陽活動が地球温暖化の原因https://www.skepticalscience.com/translation.php?a=18&l=11
温暖化の科学 Q12 太陽黒点数の変化が温暖化の原因? – ココが知りたい地球温暖化 | 地球環境研究センターhttp://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/17/17-1/qa_17-1-j.html
太陽活動周期 – Wikipediahttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%91%A8%E6%9C%9F#%E8%A1%A8%E9%9D%A2%E3%81%AE%E7%A3%81%E5%A0%B4「地球温暖化はウソ」説にNASAが反論→Facebookコメントが大荒れする事態に! – edamame.https://edmm.jp/70101/
人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか (ブルーバックス) | 中川 毅 |本 | 通販 | Amazonhttps://amzn.to/2DoalAc
新書791地球はもう温暖化していない (平凡社新書) | 深井 有 |本 | 通販 |Amazonhttps://amzn.to/2VhIhZI
地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか: 太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来 (DOJIN選書) | 宮原 ひろ子 |本 | 通販 | Amazonhttps://amzn.to/2UxSbBO
コメント
まずはじめに非常に様々な観点から編集され記事にして下さった事感謝致します。グレタさんを通し否定肯定派のコントラストが最近明確になってきており、この記事に辿りつきました。
今ネットで飛び交う事をみるにつけ、それぞれに都合のいい情報を畳みかけているだけで気持ちは晴れませんでしたが記事を読みその点少しクリアになった気がします。
読後の僕の答えはこれは主義としてみるのではなく環境保護キャンペーンと捉えればいいのではないかと思いました。キャンペーンとして捉えれば経済のバランスを考えつつも、温暖化への意識を継続することも出来ます。変化ある継続性はまたビジネスの根幹でもあります。その点環境問題とは実は親和性があると思っています。持続性のある緩やかな意識、これを大切に今後この問題を見て行こうと思います。
地球が温暖化と寒冷化を繰り返していることは、どの論でも同じだと思いました。
早めたり遅らせたりの違いで、人類が頑張っても、
温暖化も寒冷化も訪れることは変わらないんだなと思いました。
大学時代環境&エネルギー系の研究室にいましたが
温暖化に関してはやはりはっきりしたことは言えず
ミクロな視点で言えば『環境を破壊しない方がいいのはあたりまえ』
大きな視点で見ると、「因果関係をはっきりと言い切れる人がいるとしたらそいつは嘘つき」
と言うのが私の考えですね
グレタの様な言い切り激情型かつ劇場型の人間は地球温暖化云々関係なく信用してません
人間誰しも若いうちは「正しそうな事」に飛びつきがちで
グレタの提言などはまさにそれですが
こういった甘言には疑いの目を持つべきです
うちの会社で地球温暖化の対策を推進していて社員のほんとんどが情弱の知ったかでムカつきます。なんでこんなバカ共を相手にしなきゃいけないのか。
確かに、温暖化についてまだ分かっていないことが多いのは事実です。 疑ってみるのも大切ですが、人が原因である可能性は変わりません。
早めに対策しておかねば、後に手遅れになりかねません。
フロンのことを覚えているでしょうか、、あれがヤバい物質だと判る前、懐疑派もたくさんいました。
「まだ確定してないから大丈夫」という行動をしていたら、今どうなっていたかもわかりません。
こういったことからも考えて、CO2の削減は必要だとは思います。
しかし、冷静さを欠いた過剰な行動はしないべきですね。
例えばエアコンは一切使うな!とか車は一切使うな!とか。そうでなくて、身の回りでできること。
水を無駄にしない、エアコンを使いすぎない、見ないテレビは消す、車の使用はなるべく控える。
そういった行動をコツコツ重ねていくことが大切ではないでしょうか?
狭義の意味で温暖化対策とは、見ないテレビは消す(これは温暖化対策というより節約)とかいうのではなく、CO2排出を零にするといった極端な対策をいうのだと理解しています。青天井でCO2排出を容認するわけではありませんが、現在の人類の使用程度で本当に、百年で何度という温暖化をするのか疑問です。古代史を勉強していますが、温暖化と同じ構図なので、大変興味深く論の推移を見ています。時として、まったく出鱈目な論がまかり通り、しかも後に修正もしないまま流れています。そして、それが正しい歴史ということで、確定しております。
二酸化炭素による地球温暖化というのは自然エネルギー利権による嘘で、太陽活動による温暖化というのが真実ですね。
ですが、報道機関には科学的知識を有する人間は皆無なので、視聴率に繋がるようなこと、スポンサーのお膳立てができる内容しか報じませんから、一般社会に浸透するのは今後ないでしょうね。
うーん深い
温暖化が問題である派
と
温暖化は問題ではない派
で議論していただきその結果をお互い聞き合いその上で何をやらないといけないのかを教えていただきたいです。
グレタを傀儡にしてる連中が何故今動き出したか。
それは寒冷期が来るからでしょう。
自然に来るものだけどそれを利用し、環境活動を起こしたから温暖化を抑止できたと。
それを実績として信じた馬鹿者達から支援金を稼ぐ。
そういう絵を描いているんじゃないかと思います。
純粋に気になったんですが、トランプ氏を支持する自動車関係労働者が車を売るために温暖化を嘘だと主張して貰っているとありましたが、それならエコカー作って大統領に温暖化支持してもらって売り込んだ方が疑う人も少なくたくさん売ることができるし、トランプさんの支持率も上がって万々歳ではないのでしょうか?(トランプさんが支持率欲しがってるかはわかりませんが)私には温暖化があるともないともわかりませんが、トランプさんに繋がるような有力者達がそんなことに気づかないとはどうしても思い難かったので、コメントさせていただきます。(もしかしてアメリカ車にこだわりがありすぎるだけ?)
コメントありがとうございます。
そうですね。エコカーに切り替えれば、そちらからの支持率も得られるというのはあるかもしれません。
ただし、そもそもアメリカはエコカーを作るのが日本や欧州に比べて苦手なので、エコカーにかじを切ったところで市場での優位性をなくすので、よりアメリカ車が脆弱化してしまうことも考えられますね。
またドナルド・トランプ大統領のポリシーとしてエコカーなど作る意味がないと思っているところもあると思います。
以下の記事を読むとなぜ、トランプ大統領が「地球温暖化は嘘である」と主張しているのか、わかると思いますので、ぜひ読んでみて下さい。
https://22nd-century.jp/environment-issues/global-warming-structure/
私は地球温暖化の主原因は宇宙開発だと思っています。
宇宙空間を埋めているのは暗黒物資や暗黒エネルギーです。地球周辺のその物質がロケットを打ち上げる際の力で拡散されてしまい、太陽の電磁波が大量に地球に降り注ぐようになってしまった。それが地球温暖化を進行させているのではないでしょうか。
宇宙空間は摩擦の無い空間なので、僅かなエネルギーが大きな作用を与えます。実際、地球の平均気温は米ソの宇宙開発競争が始まった1960年代以降急速に上昇しています。
多分NASAとか国家機関はこの因果関係に気付いているのではないかと思います。しかし世界情勢がこれだけ不安定になると、軍事衛星は非常に大きな力を発揮します。
その打ち上げを阻止することは、情報網を失うことに繋がり、先進国の持っている優位さが損なわれてしまいます。
だからそのことを公に出来ず、温暖化の原因をCO2に摩り替えているのではないでしょうか。またその方がエコビジネスという新しい産業にとっても都合が良いですから。
これは荒唐無稽な話だと思われる方が大多数だと思いますが、私は温暖化を防ぐには、これ以上、宇宙空間にロケットを打ち上げないことが一番大切だと考えています。
どちらか分からないから、とりあえずCO2削減しましょう?………。なんと身勝手な考え方。
先進国特有の身勝手さ。自分たちはそこそこ発展し、そこそこ裕福に暮らしてるから、そんな事を簡単に言えるのです。自分が良ければいいという典型です。発展途上国の人たちはどうするの?温暖化対策された高価な工業製品を売りつけるのが関の山。
【自然条件温暖化否定論(人為的二酸化炭素主因論)は間違い、と思っている側の人です】
これまでのことはともかくとして、今後は笑えない展開が待っていると思うのです。
(以下、あくまで個人からのポジショントーク(仮にこちら側に立つと、こう思うぅー)ですので、お手柔らかにお願いします)
大気中の二酸化炭素量が増えている、というデータがいろいろ出ていますね。
こんなキーワードが有名なところでしょうか→ マウナロア キーリング曲線 波照間ステーション 落石岬ステーション 気象庁 二酸化炭素濃度の経年変化
参考まで一番最後の、「気象庁 二酸化炭素濃度の経年変化」のURLを張ります。
https://ds.data.jma.go.jp/ghg/kanshi/ghgp/co2_trend.html
【順調に?増加中ですが、役所はどのように評価しているでしょう】
色々な役所の立場も書き方も、人為的二酸化炭素が主因で決まったのだ、間違いない、という風な印象を受けるようになっています。
例①気象庁(地球温暖化に関する知識 2019年11月 ←これの検索で確認できるPDF配布物の2頁より)
「地球温暖化の支配的な原因は、人間活動による温室効果ガスの増加である可能性が極めて高いと考えられています。」
(私からのポジショントーク:さすがに肌で解っている人たちは「そうに決まった」とは書けないのだろうな)
例②国立環境研究所 地球環境研究センター 本当に二酸化炭素濃度の増加が地球温暖化の原因なのか(2018年6月号 [Vol.29 No.3] 通巻第330号 201806_330006)より、最後の一文。
「人間活動を入れたシミュレーションでないと観測された気温上昇の説明ができないのです。これは人間活動によるCO2などの増加が温暖化の主な原因ということの強い根拠になっていて、これを覆すような議論は聞いたことがありません。」
(私からのポジショントーク:公平公正を装っているのは、もしこれが間違っている場合、たちが悪い)
また、同センターの「ココが知りたい地球温暖化」↓にもいろいろパンフレットや説明文があります。
https://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/qa_index-j.html
この中の、温暖化の科学→14 寒冷期と温暖期の繰り返し には次のように記載されています。
「20世紀後半の地球温暖化の主因は温室効果ガスの増加である」「今後3万年間に氷期が始まる確率は低い」
例③JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター この機関のホームページの中を探っていただけると、配布PDFとかいろいろあります。次にURLを張ります。
https://www.jccca.org/ ←この中の左側にある「パンフレット・パネル」や「すぐに使える図表集」にいろいろ書いてあります。
例→ 「IPCCの第3次評価報告書(政策決定者向け要約)には、「近年得られたより強力な証拠によると、最近50年間に観測された温暖化のほとんどは人間活動によるものである」と記されています。温暖化は主に先進国に住む私たちの便利で豊かな生活や、大量生産、大量消費、大量廃棄の社会・経済システムが引き起こしている問題と言えるでしょう。」(パンフレット 先生・指導者向け 緑2 地球温暖化を考える 03ページ 〇温暖化の原因は人間活動 より)
(私からのポジショントーク:これぞプロパガンダ機関(笑えない)どこの社会主義国家だよ)
【仮に、二酸化炭素量が増えている中で、地球の平均気温が10年後、目に見えて下がったら?】
このように、二酸化炭素の排出が20世紀後半の気温上昇の主因であると書かれています。
では、大気中の二酸化炭素が増えている中で、明らかに気温が下がったら、この「自然条件温暖化否定論者」達はどうするのでしょうか?
彼らがこれまで語ってきた理屈の中でも、あるいは外でも(←語られていない温暖化や寒冷化の条件がある場合)、どのように責任を取るのでしょうか?
嘘を前提とした研究やプロパガンダを、税金を使ってやっていたとバレたら?
退職直前の方は良いかもしれませんねえ、逃げ切れるかもです(それでも、解っていて国民を騙したのなら何らかのペナルティーを与えたいところです)。
でも比較的若い公務員の方が、2030年とかに寒冷化が明らかになったら? 矢面に立つのは大変でしょうねえ。
まあ上記の書類を見ると、自分たちの意見は少なくて「IPCCによると」だったり、「本稿に記載の内容は2015年5月時点での情報です」とか書かれていて、逃げられるようになっているようですが。
どうも、地球温暖化は、明確な未来でないようですね。
2021年の北半球は寒いようですが、地球温暖化との関係はあるのでしょうか?
もし火山が、破局的噴火をした際はどうなのでしょうか。CO2は大量発生しますよね。でも、噴火により気温は下がる報告もあります。
短期的には、わからないことが多い。と言うのが真実ではないかと思えます。
こんなことの為に、世界のあり様が変わっていくのは、良いことでは無いのでは?
20年後に、地球温暖化はデマだった! となっても不思議ではないですね。
こんにちは。
温暖化について色々考えることがありネットで情報収拾をしております。
CO2についての影響云々は賛否両論あるみたいですが、産業革命以降化石燃料燃焼による “熱” についての研究がなされた論文などが見つかりません。
どこかで自動車1台が放出する熱は30KWにもなるとの記載がありましたが、産業革命以降に排出された熱と気温の関係を研究したものはないのでしょうか?
全くの素人ですがCO2なんかよりもこの放出された熱の方が地球に影響している気がしています。
また自分自身の興味として温暖化ではなく、寒冷化(氷期)がいつ始まるのかを心配しており、我々の孫、ひ孫たちが平和に暮らせるのか?
とても心配ですし興味のある問題です。
”熱”同意見です。
CO2が排出は主に化石燃料等の燃焼や生物の呼吸によって起こるので、
発熱量はCO2の増加に伴って増加すると考えられます。
ネット上には本物か偽物かすらわからないような情報しかありませんが、
もし、それが正しいとしてもCO2と熱どちらが原因かはっきりとしません。
熱の条件をそろえるのは難しいですがどの意見も実験で証明するしかないでしょう。
大規模な実験と考えると、CO2が排出されなくなったとき、
事実に少し近づけることは確かです。
宇宙で実験する、自分で実験するというのも可能ですね。
また、太陽のエネルギーを地球で熱に変換してしまうものには、海洋ごみや地表の
人工物(暗い色)、バイオマス燃料の燃焼、太陽光発電の電気の使用などがあります。
地球温暖化の原因である可能性があるものはCO2だけでないということを多くの人
(特に政治家や地球温暖化防止に取り組んでいる人)に理解していただきたいです。
あと、ただの文句(個人的な意見)ですがときどき「地球のため」と言うひとがいますが、
地球温暖化防止は、人類の生存のための活動であり、地球のためではありません。
むしろ地球温暖化は新しい環境、新しい生命をつくるので、地球の進化と考えることも
できます。言い訳(本気で地球のためと思っているのかもしれませんが)をせずに
「未来のひとのため」と言っていただきたいです。
こうなると、人類の発展を妨げてまで地球温暖化を防ぐ必要はないということになります。
私のような人を黙らせる(怒か認)言葉は「観光資源を守るため」です。悔しいです。