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子どもの貧困化問題の原因が…2019年日本の貧困率は過去最多?私達ができる支援や解決方法は?

貧困問題

最近になり、ご飯を毎日食べられない子供のなめに「子ども食堂」が作られたり、生まれてくる子供の「低体重化」が進んでいることを知っていますか?

 

もしかしたら、この事実を知ると「まるで戦後みたい…」と思う高齢者の人もいるかもしれません。

 

なぜ今、子どもの貧困問題が叫ばれているのでしょうか?少子化が進む日本では深刻な問題なので、ぜひ一緒に考えてもらえると嬉しいです。

まさにエコ!
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子供の貧困問題ってそもそもなに?

子供の貧困問題とは

「子供が自分から貧困なんかになるか!大人の問題だろ!」という反応があったので、子供の貧困について簡単におさらいしておきます。

 

なぜ、働いてもいない子供が貧困になるのかというと以下の流れです。(子どもの貧困が重大な問題も一緒に確認ください。)

 

子供を持っている親の世代の貧困化が進む(若年層の給料の低下)

同じ収入で暮らしている子供も勝手に貧困化

食事の栄養に格差が生じ、脳や体の発達が遅れる

成績に格差がわれ、教育格差が広がうまれる

学歴格差が生まれ、就職格差が生まれる

就職先での給料が格差を生み、貧困層は貧困のままに

低学歴の人たちの貧困化が進む

収入が足らないので、子供を産まない選択をする、仮に運だとしても子供が貧困に苦しむ。

 

このように、子供が貧困に苦しむと、さらに、その子供も貧困に苦しむという負のサイクルに陥るか、もしくは子供を産まないと言う選択をするので、少子化がますます進んでいくという構造になってしまっています。

 

世界でも低水準!?日本の子どもの貧困率は世界ワースト23位

もし、あなたが10代、20代でお金に困ったことがなければ、ラッキーかもしれません。

 

oecd_日本と海外の貧困率_ランキング_グラフ

http://www.oecd.org/els/soc/CO_2_2_Child_Poverty.pdf

↑なぜならば、日本は世界GDP3位という経済的な強さをもちながらも、子供の貧困率が世界でも23番目に高いという結果がでているからです。

 

日本の子どもの貧困率_推移_グラフ

↑厚生労働省の調査結果(平成27年)によると、子供の貧困率は13.9%となり、子供の7人に1人が貧困の問題を抱えています。

 

昭和60年頃の子どもの貧困率は10%だったので、なんと30年で子供の貧困化が1.4倍も進んでいることになります。

 

それだけではありません。

 

日本_出生数_統計_2019

平成 30 年(2018) 人口動態統計の年間推計

↑子供の貧困率の上昇とともに出生数が減っていることもわかります。

 

つまり、日本の子持ちの親が貧困化していることが、少子高齢化に拍車をかけていると考えられます。

 

最貧困女子って?女性の貧困問題は男性が原因?私たちにできる対策や解決方法とは >

 

日本の貧困(相対的貧困)を海外の貧困(絶対的貧困)と比べてはいけない

 ↑「戦後じゃないよね?」と驚くかも知れませんが、これは令和元年に名古屋市で提供されている少学校給食です。

 

「日本の貧困なんて、いっても飢餓になるようなひどい現状でもないし、日本よりもアフリカやフィリピンの方がヒドイでしょう」と思う人がいるかもしれませんが、貧しい自慢をしても意味がないんです。

 

確かに、貧しい国や地域では今日食べるご飯も寝る家もないという人がいることも確かです。

 

このように「生きることですらままならない状態」のことを絶対的貧困と言いいます。

絶対的貧困率とは:

最低限の生活するほどの所得、栄養、健康、教育も受けられない状態の割合です。

相対的貧困率とは:

簡単に言うと、普通と思われている生活ができない人たちの割合です。

 

それに対して日本の貧困の問題は「平均的な日本の暮らしができない現状」です。

 

相対的貧困は絶対的貧困に比べて「命」の危険性は低いのですが、見えづらく知らないうちに貧困が蔓延してしまうという危険性が高いのが問題です。

 

タイやシンガポールを発展途上国だと思っている人も多いとは思いますが、それらの国の都市部に行けば、物価を比べれば日本の地方都市はすでに抜かれていることに気が付きます。

 

海外よりも日本の貧困率・貧困問題の現状が深刻スギタ…私達にできること8つとは? >

 

日本の子供の貧困の現状が昭和時代よりもヒドイ!?

日本_相対的貧困率_推移_統計_2018_2019
世帯構造別 相対的貧困率の推移|平成29年版厚生労働白書 -社会保障と経済成長-|厚生労働省

↑子供のいる貧困家庭の世帯状況がわかるグラフです。

 

圧倒手的に1人親世帯の家庭が子供の貧困に苦しんでいることがわかります。

具体的にどんなことがおきているのでしょうか?

7人に1人が貧困状態で普通の生活ができていない

日本の子供の貧困問題

先にも紹介しましたが、日本の子供の貧困率は昭和後期よりも1.4倍増えています。

 

戦時中のようなヒドイ栄養失調などではないのですが、貧困の家庭は食事や家庭環境の影響で体や脳の発達に遅れが出ているという研究結果も出ています。

 

特に次で紹介するような内容は、これから成長するにあたって大きな障害となってきます。

貧困の子供は一般家庭の25%しか病院に行けていない

貧困問題_健康_グラフ_統計

生まれ育つ家庭で健康格差抱える “貧困と子どもの健康”小児科医たちが調査 – 全日本民医連

貧困層の子どもたちは、病院に行くことが裕福な家庭よりも困難で、病気の場合でも病院に受診にいく割合が25%になり、インフルエンザのワクチンを受ける人も33%と大幅に少なくなっています。

 

しかし、喘息での発作入院や、喘息基礎疾患に悩む子供たちは、裕福な家庭に比べて2倍も多いことがわかります。

 

子供が貧困になると予防医療を控え、結果的に病気になってから大きなお金をかけるというスパイラルにはまってしまっています。

最貧困女子って?女性の貧困問題は男性が原因?私たちにできる対策や解決方法とは >

 

『毎日満足な食事にありつけていない』

日本の子供の貧困問題_飢餓
子供の貧困対策 ~現状と今後の地域での支援~(平成29年)

ひとり親世帯(シングルマザー・シングルファザー)の家庭では3人に1人(36.1%)が毎日満足にご飯を食べられない状況にあり、2人親世代であっても7人に1人(14.7)が食事に不自由しているというのが日本の貧困の現状です。

 

世帯種類 ふたり親世帯
(二世代)
ふたり親世帯
(三世代)
ひとり親世帯
(二世代)
ひとり親世帯
(三世代)
食料の
貧困経験が

ある世帯数
218万世帯 40万世帯 131万世帯 56万世帯

↑より具体的な数を表にしてみると合計で445万世帯にも値します。

 

仮に1世帯の子供が1人だとしても日本には455万人以上もの子供が毎日満足な食事にありつけていないというのが現状です。

 

455万人の子供という数はは過去4年間に生まれてきた子供を上回ります。

 

実際に行われた新潟県立大学ん村山伸子教授らの調査では、親の年収が下位3分の1の家庭の子供は必要な栄養を取れていないケースが多いと報告されている。

 

つまり、過去4年に生まれてきた子供が全員が毎日満足な食事にありつけていないというのが現状です。

 

飢餓や栄養失調なんて、戦後の日本やアフリカなどの貧しい地域だけと思うかも知れませんが、日本でも蔓延していることがわかります。

 

『生活に必要な洋服が買えない』

日本の子供の貧困問題_衣服が買えない
子供の貧困対策 ~現状と今後の地域での支援~(平成29年)

↑内閣府子どもの貧困対策推進室の報告では、「生活に必要な衣服が経済的な理由で買えなかった」という状況の世帯がひとり親世帯で40.8%にも登ることを報告しています。

 

世帯種類 ふたり親世帯
(二世代)
ふたり親世帯
(三世代)
ひとり親世帯
(二世代)
ひとり親世帯
(三世代)
衣服の
貧困経験が

ある世帯数
276万世帯 60万世帯 148万世帯 78万世帯

もちろん、2人親世帯にもたくさんいるので、合わせると562万世帯、少なくとも562万人の子供が生活に必要な衣服に不自由をかかえています。

 

衣服は食料に比べて高額であり、さらに学校にいくために必要な制服やジャージ、ウィンドブレーカーなどは生徒ごとに買う必要があるため困窮率が高いと考えられます。

 

また、この後に紹介しますが、日本では社会的に弱い立場の子供がいじめにあったり、登校拒否になってしまう比率が高いので、こうした「制服やジャージ買えない」などの問題も大きな問題としてとらえることができます。

 

低出生体重児(2500g以下)の乳児が増え子供の低身長化が進んでいる

子供の貧困問題_低出生体重児

日本では低出生体重児が2000年以降8%以上を維持し、昭和の戦後(6%)よりも悪化しています。

 

低出生体重で子供が生まれてしまう理由について、昭和大学小児科医は以下のように述べています。

 

出生体重は発展途上国では小さい傾向があり、経済的に安定した先進国では大きい傾向があるのです。日本のように栄養環境が恵まれた国で低出生体重児が増え続けてきたという事実は世界的に見れば特異な傾向と言えます。

日本で低出生体重児が増えていると聞きましたが本当ですか? | 昭和大学DOHaD班

大きく分けると、母体因子、胎盤・臍帯因子、胎児因子の3つに大別されますが、理由がはっきりとわからない場合もあります。母体因子としては、母体の年齢(若年妊娠、高齢妊娠)、母体の低栄養、妊娠高血圧症候群、母体の喫煙歴など様々です。胎盤・臍帯因子としては、胎盤のサイズや位置の異常、双胎妊娠などがあげられ、胎児因子としては胎児の染色体異常や先天性感染症などがあげられます。
低出生体重児となる原因にはどのようなものがありますか? | 昭和大学DOHaD班

 

理由ははっきりしないとありますが、

  • 低出生体重児は発展途上国よくみられる現象
  • 母体の低栄養

ということを考えれば、貧困家庭で生まれる子供ほど低出生体重児で生まれてくるリスクが高いと考えられます。

 

また低出生体重児は将来的に

  • 高血圧
  • 冠動脈疾患
  • Ⅱ型糖尿病
  • 脳卒中
  • 脂質異常
  • 神経発達異常
  • など

低出生体重児が将来かかりやすい病気は? | 昭和大学DOHaD班

 

になるリスクがたかくなるという報告もおり、低出生体重児で生まれてくる子供は健康を維持することが一般の人よりも難しくなる事が考えられます。

 

貧困層の子供の脳の機能は低下している可能性も

貧困問題_学力低下

お茶の水女子大学の調査では年収と学力に相関関係にあり、収入が低い家庭ほど学力も低いという結果が報告されています。

 

またコロンビア大学の精神科学の専門家キンバリー・ノーブル氏によれば、貧困は脳の働き阻害する可能性が高いという研究を発表しています。

 

内容は「実際にはお金は間接的な因果関係であり、貧困である人の生活環境や遺伝によって脳の機能が妨げられている」ということが記されています。

 

『生活保護の家庭は大学進学率が半分以下』

大学進学率_貧困世帯_生活保護世帯_比較
子供の貧困対策 ~現状と今後の地域での支援~(平成29年)

生活保護世帯の大学進学率は全世帯の半分くらいしかないことがわかります。

 

貧しい家庭であるほど、学費や生活費を払うことが大変であることは簡単に想像できますし、学力が低いことが原因で進学率が低いということも考えられます。

 

そして、次の高卒と大卒での給料の開きを見ると、大学に行くことがどれだけ社会的なアドバンテージを大きくするかがわかります。

 

学歴が将来の収入格差を広げてしまっている

学歴格差_高卒_大卒_給与格差
子供の貧困対策 ~現状と今後の地域での支援~(平成29年)

  • 学歴が高卒以下の人の50%以上の年収が500万円未満
  • 大学卒の人の年収は80%以上が500万円以上

 

男性の場合は大学に出ていれば、高い確率で年収500万円以上を手に入れることができるが高卒だと55%の確率で年収が500万円未満になることが、内閣府の子供の貧困対策推進室調査結果でわかっています。

 

女性の場合はもっとシビアで

  • 高卒の場合、60%が200万円未満
  • 大卒の場合、50%が500万円以上

高卒と大卒で2倍以上の収入格差が開くことがわかっています。

 

貧困層の人たちが子供を作ると、子供の発達が遅れたり健康を阻害する傾向があるのもはやり収入面の負担が大きいからと考えることができます。

 

日本の子供が貧困化している原因4つ

貧困率_少子化_離婚

子供が貧困に陥ってしまう理由は、これまで築き上げてきた日本のある構造が問題だからです。

 

この現状に向き合わないと子どもの貧困化はますます悪化していくことが考えられます。

 

子供を産む世代の給料は年々低下。20代前半で子供を産むと貧困層ギリギリに

年代 20代前半 20代後半 30代前半 30代後半
性別 男性 女性 平均 男性 女性 平均 男性 女性 平均 男性 女性 平均
2000 29.9 25.4 27.7 40.2 30.6 36.5 49.7 30.6 43.9 57.8 29.2 49.1
2004 27.46 23.56 25.52 37.75 29.38 34.46 46.2 30.03 41.12 55.76 29.41 47.23
2008 26.4 23.22 24.84 37.78 29.44 34.28 45.33 30.07 39.84 52.96 28.99 44.68
2013 26.46 22.63 24.61 37.14 29.48 33.88 43.76 29.43 38.42 48.89 29.66 42.5
2018 28.36 24.86 26.7 40.41 32.63 37.92 46.95 31.47 41.01 52.76 31.87 44.78

国税庁統計情報|国税庁

↑子供を産む層である20~30代後半の男性の給料が右肩下がりになっていたことがわかります。

 

また、男性に比べて女性は給料が低いという現状もみえています。

 

2018年になり、はじめて改善を見せましたが、20年前と給料が変わっていないというのは、外国からしてみれると日本の経済が止まっているように見えてしまっています。

 

そして、実勢にもらっている年収で子供を産むとどうなるのか、20代を例にして見てみましょう。

20代_平均年収推移_グラフ_2018
平均年収ランキング 最新版(年齢別の平均年収) |転職ならdoda(デューダ)

↑転職サイトDODAの調べによると24歳の男性の平均年収は335万円です。

 

保険料などを差し引き手取りにすると、268万円くらいになります。

 

一方で、親子3人で暮らす場合、貧困ラインは手取年収249万249万円になります。

子供の貧困問題_年収ライン

もし24歳の男性が結婚し、子供ができ3人暮らしになり、奥さんが育児に専念し収入がなくなった場合、貧困ラインギリギリの生活をしなければならないことがわかります。

 

しかも、これは平均年収をもらっている家庭の話ですので平均年収よりも給料が低ければ間違いなく貧困層に陥ってしまいます。

 

育児にもお金がかかり、将来に向けての貯金が全くできない状況を想像すると、若い世代が子供をうまくなってきているのも納得がいきます。

 

若い世代ほど経済的な負担が大きくなっているから

それから、日本の国民年金保険ですが、若ければ若いほど負担が大きくなっています。

 

後で紹介しますが、物価が今と変わらなかった1990年代と2019年現在では、負担額が10年間で10万円から約20万円と2倍近くに増えています。

 

今度もますます若い層の負担が多くなることが予想されます。

 

貧困率50%のひとり親世帯が1.85倍に増えている

ひとり親世帯_推移_グラフ
平成29年度母子家庭等対策の実施状況

ひとり親世帯の50%は貧困層という統計がでているのですが、このひとり親世帯が急増しています。

 

シングルマザー_推移_グラフ
平成29年度母子家庭等対策の実施状況

↑その中でも母子世帯(シングルマザー)の世帯が増えており、ひとり親世帯の貧困化が母子世帯に集中していることもわかります。

 

親の世代から貧困を受け継いでいるから

子供の貧困問題_親からの遺伝

経済用語で「貧困の悪循環」という言葉があるほど、貧困になるとその連鎖が子供や孫まで繋がることが示唆されています。

 

離婚や虐待を経験したことがある人なら、わかるかもしませんが、離婚している家庭は親も離婚していたり、虐待を経験したことがある人は親も虐待を経験していたということがよくあります。

 

このような不幸と一緒で、貧困スパイラルに入ってしまうと外部からのサポートがないと抜け出すことが難しいと言われています。

 

貧困が自然と広がってしまうのも、貧困には放置していても拡大するだけで改善されないという特徴があるからです。

 

なぜ日本の子供が貧困状態だと困る?問題点7つ

子供の貧困問題_負担

裕福な家庭であれば、貧困の子供たちに対して「かわいそう」と思うものの、他人事であると思っている人も多いのではないでしょうか?

 

しかし日本の貧困問題は、あなたの将来を蝕むほどの問題を抱えています。

 

日本の税収が減り退職後の社会保障が受けられなくなる

子供の貧困問題_社会保障問題

日本の社会保障は国の税金が当てられています。

 

そして、その税金は国民の収入や企業の収益の一部から集められます。

 

少子化と子供の貧困化が進むと企業は優秀な人材を集められなくなり業績が悪化、収益が減少し税収も減ります。

 

しかし日本の貧困問題は、あなたの将来を蝕むほどの問題を抱えています。

 

従業員の給料も減るので国に払う税金も減ります。

 

結果、国の税収が減ることになります。

 

また、年金は若い世代の人数が増え、経済が発展し税収が増え続けることが前提のシステムなので、少子化が進み税収が減れば破綻していくのは目に見えています。

 

より少ない子どもたちで社会を支えないといけなくなる

貧困問題_選挙

日本の出生数は毎年およそ3万人づつ減っています。

 

過去5年の出生数

出生数
2009 107.0万人
2010 107.1万人
2011 105.0万人
2012 103.7万人
2013 102.9万人
2014 100.3万人
2015 100.5万人
2016 97.7万人
2017 94.6万人
2018 92.1万

特に過去3年は減少率が大きく、3〜2.5万人も一気に減少しています。

 

2019年の出生数は90万人を割り込み、80万人代になることもすでにわかっています。

 

人口ピラミッド_2040年_予想

↑国立人口研究所の調べでは2040年には出生数が60万人代になるかもしれないという予想も出ています。

 

日本_出生率_未来予測_推移_グラフ

↑出生率は維持されていても、毎年人口が減っているので自然と出生数も少なくなってしまいます。

 

 

国民年金保険料支払金額_推移
国民年金保険料の変遷|日本年金機構

↑わかりやすい例をあげると、国民年金の保険料は毎年上昇しており、若い人ほど高額の保険料を収める仕組みになっています。

 

平均年収が今より50万円多かった1990年は国民年金の保険料は10万円程度でした。

 

しかし、2019年現在、20年前と比べて平均年収が50万円下がっているにもかかわらず、年金は20万円にまで負担が増えています。

 

今後、超少子高齢化社会においては、子供一人ひとりの負担額は増えていきます。

 

貧困化が進むと少子化がますます進んでいく

貧困_少子化_不安要素
平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版): 子ども・子育て本部 – 内閣府

↑子供を欲しいとしつつも「なぜ子供を産めないのか?」という人たちにアンケートをとった結果、1番の理由が「経済的に屋ていけるか不安」でした。

 

2番目も経済活動に関わることで、「仕事をしながら子育てすることが難しそう」という理由が多いことが挙げられています。

 

また、子供を欲しくないとしている人たちも以下の表でわかるように

貧困_少子化_子供が欲しくない理由
平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版): 子ども・子育て本部 – 内閣府

 

1位:「将来の教育費が心配」

2位:「育児にかかる費用が心配」

3位:「経済的に難しい」

 

という理由が子供が欲しくない理由TOP3になってしまっています。

 

どちらのグラフも低収入である人ほど、子供を生みにくいとか考えていることもわかります。

 

優秀な人材は海外に行き、日本の企業はますます衰退する

子供の貧困問題_経済問題

ソニーが衰退したと同時に、韓国企業のサムソンが高給でソニーの技術者を大量にヘッドハンティングしたり、中国のファーウェイへは初任給でも年収3200万円で募集しているため、日本の優秀な人材は、より高給な海外の企業に流れているのが現状です。

 

そのせいもあり、日本では技術者がドンドンいなくなり、東芝が台湾の企業に買収されたり、パナソニックは日本の主要産業だった半導体事業から撤退し台湾に譲渡することになってしまっています。

 

日本では優秀な人材が海外に流出していくと同時に、企業の衰退化が目に見えています。

 

子供の不登校を招きやすくなり、さらに状況を悪化させる

不登校になった
きっかけ
小学校 中学校 高等学校
学業不振 14% 21.8% 19.0%
家庭環境の
急激な変化
54.1% 30.8% 15.6%
友人関係の
トラブル
18.9% 28.2% 17.0%

平成29年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について:文部科学省

不登校は学歴格差を広げてしまう大きな要因になってしまうのですが、その不登校になる原因TOP3の1つが「学業不振」です。

 

「勉強できない」ということがさらなる学歴格差をむ原因になってしまっていることがわかります。

 

子供の自殺者数やイジメが増加する原因に

子供の貧困問題_いじめ

社会教育学者の舞田敏彦博士によると、2017年には子供の自殺率が過去最高を更新したとの報告もあります。

 

自殺率に関しては、貧困が必ずしも関係しているとはとてないのですが、子供の生き辛さが増していることは間違いないでしょう。

 

また、公益財団法人日本精神衛生会の報告では「力が弱い・無抵抗」の子供がいじめの対象となる確率が37.7%と一番高いことが報告されています。

 

 

子供の貧困化がさらなる「貧困の悪循環」を産む

子供の貧困問題_虐待

途中で説明しましたが「貧困の悪循環」は外部からのサポートが無い限り継続するので、貧困化対策がされなければ貧困は拡大していきます。

 

子供が貧困状態だと、大人になって子供が生まれたときも貧困を受け継ぐことになります。

 

そうなると社会保障費は永遠と膨らみ続けることになり、さらに国民の収入が減ることにより税収も減ることになります。

 

日本の歳出だけが増え、歳入が減るので日本がますます貧困化する構造になってしまいます。

 

日本が国・自治体として取り組んでいる子どもの貧困対策

子供の貧困問題_対策方法_解決方法

政策紹介 – 子供の貧困対策 子供の未来応援プロジェクト

日本の法律は、常に変わっているので、「あれ、今はこんな支援も受けられるの?」ということは多くあります。

 

特に子供を支援するサポートや子持ちの家庭を支援する制度は充実してきているので、ぜひ下記で紹介する内容を確認してみてください。

 

また、知らない人にはこんな「情報があるよ。」と教えて上げることで救える貧困もあります。

 

支援の窓口を設置

貧困子供の支援

まず、重要なことは「支援が提供されている」ということを知ってもらうことです。

 

「自分は対象ではない」

「自分で解決しないと思っていた」

「もっと早く知っていれば、こんなに苦しまなくても住んだのに…」

という人はたくさんいます。

 

ぜひ、近くの役所や厚生労働省のホームページを調べてみて下さい。

あなたが受けられる支援を検索する>

 

厚生労働省の公式ページに進む >

 

近くの役所を調べる >

 

教育の支援

子供の貧困問題_教育支援

教育格差により経済格差が生まれているので、教育の支援を受けることは将来的な貧困を防ぐのに効果的です。

具体的な支援の内容としては

  • 幼児教育の無償化
  • ひとり親家庭の子供への学習支援
  • 学習支援の充実
  • 高校生への奨学金
  • 大学等への奨学金

などがありあす。

 

また、義務教育で終わってしまっている人のために「高等学校卒業程度認定試験へのサポート」などもあるので、学歴格差を解消する方法として効果的です。

 

経済の支援

貧困問題_生活支援

経済的な支援を受けることにより、今日必要な食事を手に入れたり生活に必要な衣類などを手に入れると同時に精神的な安定を手に入れることができます。

 

子供を養うことがギリギリである家庭には「児童扶養手当」でカバーすることができます。

 

特に離婚して相手から養育費を払ってもらえない問題や未婚の親(母、父)になってしまった場合など、「母子父子寡婦福祉資金」、「教育費及び面会交流に係る相談支援の実施」を受けることができます。

 

生活の支援

子供の貧困問題_生活支援

生活の支援においては、子供だけではなく

  • 子供を養う保護者の生活支援
  • 子育てを安心してできるプランの提供

などを受けることができます。

 

具体的には

  • 住居の確保
  • 家計相談支援
  • 幼児教育の段階的な無償化

など、生活に困窮している保護者をサポートする制度です。

 

就労の支援

貧困問題_就労支援

就労支援は、貧困家庭の子供と保護者の両方が受けることのできるサポートです。

 

働いているのに経済的な余裕がなかったり、なかなか経済力のある仕事につけないのは「学歴格差・教育格差」が大きな原因になってしまっているからです。

 

具体的なサポートの内容は

  • 公的職業訓練
  • 就労準備支援
  • ひとり親家庭の高校卒認定試験合格支援
  • 高等職業訓練促進給付金
  • 在宅就業支援

などがあります。

 

学校給食の無償化

子供の貧困問題_学校給食_無償化

地域の取り組みとして学校給食の無償化が徐々に広がりつつあります。

 

学校給食が無償になることで、子供たちに必要な栄養を提供ことができるので発達や教育の格差問題を解決させるだけではなく、子供の健康を守るためにも有効な手段です。

 

群馬県では小中学校の22.9%が無償化されており全国一進んでいます。

 

ユニセフでも日本の給食システムは貧困問題について高い評価を受けています。

 

全国で給食の完全無償化が進めば子供が将来的に受ける経済格差を縮小するのに効果的な対策となるでしょう。

 

 

子ども食堂

子ども食堂_貧困問題

日本では7人に1人の割合で1日に必要な栄養を摂取できていません。

 

そうした子供を支援するのが「こども食堂」です。

 

こども食堂は、子供だけではなく保護者や祖父母も受け入れている場所があります。

 

近くのこども食堂を調べる>

(予約が必要なところもあるで確認してください)

 

「第三の場所」

第三の居場所_貧困問題_日本財団

日本財団が提供している「第三の居場所」は学校や家庭だけではなく、他の人達とコミュニケーションを取れる場として貧困の子どもたちをサポートしています。

 

親や教師だけではなく近所の大人や子供と交流をはかれるだけではなく、勉強やアクティビティーをして教育格差や発達の格差を埋める役割も果たしています。

第三の居場所について問い合わせる>

 

 

私たちにできる身近な子供の貧困問題を解決する方法は?

国や地域のサポートも重要ですが、一般市民の私達にも子供の貧困問題を解決する方法はあります。

 

子供への優遇がものすごい自治体に引っ越しをする。例えば、兵庫県明石市

子どもの貧困_解決方法_自治体

国の政策を実行するのは、地域の自治体になります。

そして、その「政策の実行」には温度差があるのが正直なところです。

そこで、おすすめなのが子供の貧困に対して積極に取り組んでいる兵庫県明石市のような街に引っ越しすることはとても有効な解決策です。

例えば、引っ越しただけで

  • 児童扶養手当が毎月支給
  • 中学生までの医療費無料
  • 第二子から保育料無料
  • ひとり親世帯の養育費確保を支援
  • 市営施設の子供の利用が無料
  • 小学校区すべてに子ども食堂を設置(予定)
  • 認可外保育所の利用者には2万円/月支給
  • 待機児童を自宅で育てる世帯には1万円/月を助成
  • 新しく明石市で働く保育士には最大30万円の一時金支給
  • 保育士の家賃や給料を補助

しかも、この政策を掲げてから明石市の税収も人口も増えてきています。

 

ですので、今後ますます明石市での子供に対する福祉は優遇されるようになっていくことが考えられます。

 

ぜひ、明石市に引っ越ししましょう。

 

明石市の子育て政策をまずはチェック>>

 

国や自治体が提供するサポートの徹底活用・周知活動をする

貧困問題_支援_日本

国や自治体またはNPO団体により、貧困問題を解決するためのサポートは探せがいくらでもあります。

 

しかし、そうした情報が貧困で困っている人たちに届いていないという問題があります。

 

そして貧困は外部からのサポート・支援がないと脱出できないという特徴があります。

 

貧困で困っているんならまずは、外部のサポートに頼りましょう。

 

そして、困っている人のために、この記事で紹介されているような情報をシェアすることで助けることに繋がります。

詳しくパンフレットを読む>

 

裕福な家庭による援助・寄付サポート

子供の貧困問題_寄付_援助_富の再分配

格差社会による貧困は富の分配が偏っているからでもあります。

 

気が付かない人も多いと思いますが、資本主義は裕福な家庭が貧しい家庭から搾取する構造になっているのが現実です。

 

ですので、裕福な家庭はますます裕福になるのですが、貧しい家庭は、ますます貧しくなっていきます。

 

だからこそ、裕福な人達が貧困で困っている人に援助や寄付、サポートすることが重要になってきます。

 

夫婦仲について真剣に考えて、問題があれば解消をする

日本_-貧困問題_離婚問題

お伝えしたとおり、離婚して片親になると50%以上の確率で貧困に陥ってしまいます。

 

離婚の原因を調べると性格や価値観の不一致などが多く挙げられていますが、性格や価値観が違っても幸せに生活している夫婦がいるというのも確かです。

 

むしろ、個性を大事にする時代であれば、「価値観や性格が違うからこそいい」という考え方も重要なのではないでしょうか?

 

こうした問題が解決すれば、セックスレスや浮気などの問題も解決するかも知れません。

 

選挙に行って若い人をサポートする政治家に投票する

選挙に行くことも貧困から守るのにとても有効な手段です。

 

なぜかといえば、現在の高齢者が優遇されている構造は、高齢者の選挙結果が反映されているからです。

 

貧困問題_選挙_投票率

↑年齢層が高い人達の投票率が高く(60代:72%)(50代:63.32%)であり、若い世代ほど投票率が低い(30代:44.75%)、(20代:33.85%)(10代:40.49%)だということがわかっています。

 

こうした現状が、若い世代や子供たちの貧困を招いているとも考えられます。

 

子どもの貧困問題を解決するには、子供の貧困問題に真剣に取り組んでいる政治家に投票することが重要です。

 

まとめ「子供の貧困は若年層の貧困化であり、サポートしないと日本が貧国化する」

子どもの貧困問題_妊婦_シングルマザー

子供たちは将来の日本を支える大切な存在です。

 

しかし、日本では少子化が進み、さらに子供の貧困率まで上昇しつづけています。

 

また、貧困問題は一度貧困になると外部のサポートが無い限り、脱出できないという傾向があります。

 

つまり、このまま子供の貧困問題を放置すれば、貧困はますます拡大し、やがては日本の財政を危機的な状況におとしいれることになってしまいます。

 

子供の貧困問題は、日本が第一に解決しないと行けない問題の1つです。

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政策紹介 – 子供の貧困対策 子供の未来応援プロジェクト
https://www.kodomohinkon.go.jp/policy/
こども食堂ネットワーク : こども食堂で食べたい人
http://kodomoshokudou-network.com/
日本財団
https://www.nippon-foundation.or.jp/
制度の紹介 |厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000073432.html
子供の貧困対策~現状と今後の地域での支援~内閣府 子供の貧困対策推進室
https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/forum/h30/pdf/shunan/naikakufu.pdf
国税庁統計情報|国税庁
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/tokei.htm
平均年収ランキング 最新版(年齢別の平均年収) |転職ならdoda(デューダ)
https://doda.jp/guide/heikin/age/
平成29年度母子家庭の母及び父子家庭の父の自立支援施策の実施状況(厚生労働省子ども家庭局 家庭福祉課母子家庭等自立支援室)
https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/000363014.pdf
貧困の悪循環 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E3%81%AE%E6%82%AA%E5%BE%AA%E7%92%B0#%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%AE%E3%80%8C%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E3%81%AE%E9%80%A3%E9%8E%96%E3%80%8D
国民年金保険料の変遷|日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo-hensen/20150331.html
平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版): 子ども・子育て本部 – 内閣府
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/h26/zentai-pdf/index.html
報道発表:文部科学省
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/
日本の子どもの自殺率が2010年以降、急上昇している | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/03/2010-6.php
こころの健康シリーズ -日本精神衛生会-
http://www.jamh.gr.jp/kokoro/series2/series5-8-2.html
子どもの貧困と教育格差 | CFC
https://cfc.or.jp/problem/
This Is Your Brain on Poverty – Scientific American Blog Network
https://blogs.scientificamerican.com/sa-visual/this-is-your-brain-on-poverty/
生まれ育つ家庭で健康格差抱える “貧困と子どもの健康”小児科医たちが調査 – 全日本民医連
https://www.min-iren.gr.jp/?p=25921
平成 30 年(2018) 人口動態統計の年間推計(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei18/dl/2018suikei.pdf
図表2-1-18 世帯構造別 相対的貧困率の推移|平成29年版厚生労働白書 -社会保障と経済成長-|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/17/backdata/01-02-01-18.html
OECD Family Database
http://www.oecd.org/els/soc/CO_2_2_Child_Poverty.pdf
子どもの貧困 ─すべての子どもの幸せのために─国立社会保障・人口問題研究所 社会保障応用分析研究部部長 阿部彩
http://www.eco.nihon-u.ac.jp/center/economic/publication/report/pdf/36/36abe.pdf
子どもの栄養格差、解消は給食頼み 研究者調査  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG30H4R_U7A810C1CR0000/
世帯の経済状態と子どもの食生活との関連に関する研究
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J-STAGE

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